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2011年4月

~健康維持のために出来ること~

被災地で主人を失くした動物達の映像には心が締め付けられる思いがします。
しかし、今回の震災ではペットのいる家族だけでの共同生活や、
ペット専用スペースのある避難所なども増え、
被災現場でのペットの扱いも変化してきているのも事実です。
 日本でもコンパニオンアニマル(伴侶や家族、友達としてペットを位置づけること)
として存在価値が認められてきた証拠でしょう。
今回は基本に立ち返り、健康のための食事と運動のお話です。

一番大切なことは食物を通じて健康を守ってあげることです。
動物の体の大部分は食べ物に含まれる栄養素が置き換えられて形成されています。
毎日の食生活が身体にとって重要な意味を示すのは私たち人間と同じ事です。
特にドッグフードにおいては上質な動物性タンパク質を使用しているかに着目してください。
色々なフードがありますがタンパク質の良し悪しでフードの品質は左右されます
三大栄養素のひとつであるタンパク質の重要な働きは
被毛、皮フ、爪、筋肉、腱、靭帯や軟骨等をつくるためのアミノ酸を供給することです。
またタンパク質は、ホルモンの生成にも重要な役割を果たしています。
高品質の動物性タンパク質は犬に必要な必須アミノ酸をすべて含んでいます。

栄養バランスの良い食事を適量与え、次は適度の運動です。
季節や天候に関わりなく(よっぽどの悪天候や夏の暑い時間は除きます)
朝晩の規則正しい運動は脂肪を減らし、筋肉をつけます。
しなやかな筋肉は体の歪みを矯正して、全ての内臓機能を正常に維持します。
毎日同じ時間に散歩や食事を与えていれば排便も規則正しくなり、
ちょっとした体調の変化をすぐに読み取ることもできます。
また毎日の運動は肉体的効果だでけはなく精神的に良い効果があります。
ストレス発散、自律神経の正常化に加えて、
ともに散歩に出ることで、私たちも季節の変化や空の移り変わり、風の匂いなどを感じます。
その瞬間を共有することで言葉では表せないコミュニケーションが生まれます。
その絆はかけがえのない存在をより大切に思い、
生涯健康でいてほしいという気持ちにつながります。

20110402

2011-04-15 | Posted in アーカイブNo Comments » 
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